美容鍼
美容鍼の肌への作用
お顔の皮膚は簡単に言うと、『表皮 』『 真皮』『 皮下組織 』の3つの層でできています。表皮はお顔の表面、真皮はその内側にあり、皮下組織はさらにその奥にある層です。美容鍼は、鍼を打つことで皮膚の表皮に微小な傷をつけ、この傷を修復させるためのコラーゲンやエラスチンといったお肌の張りや弾力性を保つ成分の生成を促進させます。人間が本来持っている自然治癒力を活性化させることによって、お肌の状態を改善させます。
美容鍼の効果
ほうれい線
たるみ
しわ、ハリ
リフトアップ
化粧のりアップ
むくみダウン
くま
顔色の改善
1
コラーゲンやエラスチンの生成を促す
コラーゲンやエラスチンは肌の張り(弾力)をつくります。減少すると肌の張りが無くなりタルミやしわになってしま います。鍼によって微細な傷をつけることで、修復力が強くなり、コラーゲンやエラスチンの生成が促され肌の張りにつながります。
2
皮膚血液の流れの改善
皮膚の血液の流れが滞ると顔色が暗く見えたり、目の下のクマが出来たりしてしまいます。
鍼が皮膚に入る事で血流が改善し、顔色が明るくなり美白効果やクマの改善が期待できます。
3
筋肉の緊張の改善
筋肉が緊張し過ぎると顔の歪みにつながったり、顔が大きく見えたりしてしまいます。鍼を顔の筋肉に刺すことで、筋肉の血流が改善し緊張がほぐれ、小顔効果が期待できます。反対に緩みすぎている場合には、筋肉への刺激で引き締まり、こちらも小顔効果が期待できます。
鍼を刺すのは痛くないの?
個人差はありますが、ほとんど痛みを感じない方もいらっしゃれば、ちくっとした痛みを感じる方もおられます。お顔用の鍼は髪の毛よりも細い、お顔専用の鍼を使って施術します。
お化粧はしたままでも大丈夫ですか?
鍼を刺すところを部分的に消毒させていただきますのでお化粧したままでも問題ありませんが、部分的にお化粧がとれてしまうこと、ご了承ください。
なにか副作用などリスクはありますか?
美容鍼は、お肌や筋肉、またツボに刺激を与えることで、ご自身の自然治癒力を引き出して効果を出す美容法ですので、お薬の様な大きな副作用はありません。
しかし、お顔含め身体には毛細血管が通っているので、鍼が血管を100%避けることはできないため、まれに出血や内出血を起こすことがあります。内出血した場合、1週間から10日で消え、そのまま残ってしまうことやあざになることはありませんが、どうしても内出血が気になる方はお控えくださった方がいいかもしれません。
どのくらいの頻度で行えばいいですか?
お悩みや、望まれる効果によって変わりますが、週に2~3回できる時に続けて行い、その後感覚をあけて行うと良い状態をキープしている方が多いです。